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韓国人小説家の韓江、英マン・ブッカー賞の候補に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.11 11:26
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小説家の韓江(ハン・ガン、46)が韓国人として初めて英マン・ブッカー賞の候補に入った。マン・ブッカー賞はノーベル文学賞、仏ゴンクール賞とあわせて世界3大文学賞に挙げられている。

マン・ブッカー賞選定委員会は10日、ホームページを通じて韓江を含む13人の候補(longlist)を発表した。韓江は2004年に韓国で発表した小説『菜食主義者(The Vegetarian)』で候補に入った。『菜食主義者』英語版は昨年1月、デボラ・スミスの翻訳で英国ポルトベロ社から出版された。最近、英紙「ガーディアン」などから好評を受けた。今回のマン・ブッカー賞候補にはノーベル文学賞を受賞した日本の大江健三郎とトルコのオルハン・パムクも名前を入れた。

 
選定委員会は来月14日に最終候補(shortlist)6人を発表する予定だ。最終受賞者は5月16日に発表される。

受賞者と翻訳家が共同で受ける賞金は5万ポンド(約808万円)だ。マン・ブッカー賞は1969年英国のブッカー社が制定した賞で、英国など英連邦国家の作家に与えられるマン・ブッカー賞(Man Booker Prize)と非英連邦作家と翻訳家に与えられるマン・ブッカー賞インターナショナル(Man Booker International Prize)に分かれている。韓江はマン・ブッカー賞インターナショナル部門の候補に入った。ノーベル文学賞受賞作家のアリス・マンロー(2009年)や米国小説家フィリップ・ロス(2011年)らがインターナショナル部門の歴代受賞者だ。

1993年に登壇した韓江は長編小説『黒い鹿』『少年がくる』などを書き、韓国では黄順元文学賞や東里文学賞、李箱文学賞などを受賞した。

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    2016.03.11 11:26
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