李明博時代の「ポスコナンバー2」、検察取り調べ…元会長も近く召還
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.20 11:33
検察が、ポスコ建設の国内外の工事現場で100億ウォン台の裏金を作った容疑(業務上横領など)で鄭潼和(チョン・ドンファ)元ポスコ建設副会長(64)を容疑者身分で19日に召還調査した。李明博(イ・ミョンバク)政権当時に「ポスコのナンバー2」と呼ばれた鄭元副会長の召還により検察の「事情捜査」がピークに向かっている。3月12日の李完九(イ・ワング)前首相の「不正腐敗との全面戦争」宣言後、検察はソウル中央地検特捜1部の京南企業の捜査と特殊2部のポスコ建設・ポスコグループの二股で捜査を進めてきた。検察は李前首相の対国民談話の翌日13日に仁川松島(インチョン・ソンド)にあるポスコ建設本社を家宅捜索した。
ソウル中央地検特捜2部はこの日鄭元副会長を非公開で召還し、夜遅くまで取り調べを行った。鄭元副会長は2009~2012年にポスコ建設社長に在職しながらベトナム高速道路工事現場やセマングム・光陽(クァンヤン)港湾工事など国内外の現場で100億ウォン台の裏金づくりをした疑いを受けている。