韓国の酒類消費、8年連続で増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.06 14:34
韓国人は健康のために喫煙は減らしても、酒に使うお金は減らしていないことが分かった。飲酒と関係がある病気の医療費は年間2兆ウォン(約2150億円)を超える。政府が禁煙政策に力を注ぎ、飲酒管理政策は度外視しているという指摘が多い。
統計庁や保健福祉部によると、昨年、全国の2人以上の世帯がたばこの購入に使った金額(たばこ消費)は月平均1万7317ウォン(7-9月期基準)と、2007年の2万1079ウォンに比べ大幅に減った。たばこが全体消費支出に占める割合も1.05%から0.66%に落ちた。喫煙に否定的な社会の雰囲気が形成され、たばこ値上げ、禁煙エリア拡大などの強力な抑制政策がこうした結果に結びついた。