<ソチ五輪>米WP「アン・ヒョンスはフリーランサーオリンピアン」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.20 15:15
国際オリンピック委員会(IOC)憲章。オリンピックに出場する選手は、必ずその国を代表しなければなければならないと明示されている。だが、この境界が崩れている。1つの国を代表した国家代表選手がさまざまな事情で国籍を変えた後、他国を代表する選手として出場する例が増加している。夏季オリンピックから始まったこのような流れは、冬季オリンピックにも影響を及ぼしている。米国のワシントンポスト(WP)が18日付の1面記事で国籍とオリンピックを扱った。「ソチ冬季オリンピックで国籍よりも競技自体に注目した選手たち」という題名の記事でWPが中心人物として扱ったのはビクトール・アン(韓国名アン・ヒョンス)だった。記事はビクトール・アンの金メダル場面から始めている。
「ビクトール・アンはショートトラック1000メートルで1位になった後、ロシア国旗を揚げてトラックを1周回った。観覧席からは『ビクトール、ビクトール』と叫ぶ声が上がっていた。韓国に金メダル3個をもたらしたアン・ヒョンスは4年前に韓国を離れた。伝説的なロック歌手である韓国系ロシア人のビクトール・チェの名前を取ってビクトール・アンになった後、ソチオリンピックで新しい祖国ロシアに金メダルをプレゼントした」。