【社説】荒波の韓半島、外交安保に大きな戦略見えず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.07 14:08
韓国政府が堅固な安保とともに平和統一の基盤構築を今年、統一・外交・安保分野の国政課題として提示した。昨日行われた外交部・統一部・国防部・国家報勲処の合同業務報告で4部署の長官が大統領に明らかにした内容だ。この席で朴槿恵(パク・クネ)大統領は「統一時代を開くための基盤を固めるために、政策の最優先順位としなければならない」として「統一の価値は、お金で計算できない大変なものだ」と強調した。新年記者会見で明らかにした「統一大チャンス論」の延長線だ。
国政の最高責任者が統一基盤の構築に重きを置くと、関連部署の今年の業務計画も大統領とコードを合わせることに集約している。特に対北朝鮮政策の主務部署である統一部の業務計画はバラ色の青写真一色だ。朴大統領が提案した非武装地帯(DMZ)の世界平和公園造成事業の年内着手、羅津(ナジン)・ハサン物流事業推進を通したユーラシアイニシアチブの推進、農畜産・山林協力、青少年・芸術・スポーツ・文化財交流の拡大などあらゆるアイデアが網羅されている。これを通じて朴槿恵政権の対北朝鮮政策の基調である韓半島信頼プロセスを本格稼動することによって、統一基盤の構築を操り上げるということだ。