<新興国ショック>ファンダメンタルズ備えた韓国・中国・台湾は投資有望(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.03 10:47
新興国の危機が深まっている。ペソが1日で13%急落する“アルゼンチンショック”で赤信号が灯った新興国市場は旧正月連休期間にまた揺れた。先月29日に米連邦準備制度理事会(FRB)が月750億ドルの量的緩和規模を650億ドルに減らすことにしたためだ。インドとトルコ、南アフリカのような新興国が素早く金利を上げたが力不足だった。フィナンシャルタイムズによると先月だけで新興国株式市場から122億ドル規模の資金が流出した。これらの国に資金を置いている投資家の懸念も大きくなっている。アジア新興国関連リサーチとファンド運用を担当している証券会社海外法人長から見通しを聞いてみた。
「量(Quantity)の場から質(Quality)の場に変わった。流動性ではなく各国の経済基礎体力(ファンダメンタルズ)が左右する市場が開かれたのだ」。