現代自会長のジェネシスへの執念、製鉄所訪れ厚板を点検=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.25 10:46
23日に現代製鉄唐津(タンジン)製鉄所に現代(ヒョンデ)自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長がサプライズ訪問した。鄭会長が集中的に見回ったのは現代製鉄と現代ハイスコの自動車厚板生産現場だった。26日の新型「ジェネシス」発売を控え、この車に使われる厚板の品質を最終確認したのだ。新型ジェネシスで厚板は重要な意味を占める。この車は車体に使われた強度60キログラム級以上の超高張力厚板の比率が51%に達し、20~30%水準である欧州のプレミアムブランドを圧倒している。超高張力厚板は一般の厚板よりはるかに丈夫だが重さは10%ほど軽い。車に採用すると安全性向上と燃費改善の効果を同時に得られる。このため超高張力厚板の適用比率は車の品質と安全性を示す指標として多く使われる。それだけ重要なため現代製鉄では長期間の研究の末に厚板を直接開発した。
鄭会長のこの日の製鉄所訪問は、鄭会長が新型ジェネシスにどれほどの精魂を込めているのかを見せる事例のひとつだ。