新型ジェネシス、走行試験場での“地獄レース”にもパス…韓国発売も間近
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.11.18 16:16
熱気を上げて赤々と燃えるアスファルト、太陽の強さに勝てず所々ヒビが入って凹んでいる走行路‐‐。11月中旬にもかかわらず30度を遥かに超える暑さのために植物は背丈の低い木々と高さ2~3メートルのサボテン、ジョシュア・ツリーくらいしか見えない。今月13日(現地時間)、米国西部ロサンゼルスからバスで3時間ほどかかる現代・起亜車のモハベ走行試験場は荒涼な土地にあった。夏の最高気温は54度前後、夜は氷点下18度まで下がる苛酷な条件であるうえ、年間降水量は10センチにも届かないという人間は生活ができない場所だ。
しかし新しく世に出る自動車には祝福を受けた環境だ。苛酷な条件を備えるモハベ走行試験場で耐久性テストに成功すれば、かなりの酷暑気候でも耐えることができるからだ。現代・起亜車は2004年に666億ウォン(約63億円)を投資して1770万平方メートル(約535万坪)規模の「カリフォルニア走行試験場」を竣工した。特に長さ5.3キロメートルの傾斜路やニューヨーク、デトロイト、サンフランシスコなど米国現地の高速道路と路面を再現した試験路はモハーベ走行試験場の目玉で、「米国道路は全てここに集約される」と言われるほどだ。