柳賢振（リュ・ヒョンジン、２６）が所属するＬＡドジャースが、楽天の田中将大（２５）に関心を見せている。

ドジャースのコレッティＧＭは２２日（日本時間）、シーズンを決算する記者会見で、「田中をよく知っている。最近まで田中の試合を見ていた」と述べた。

２００７年に楽天に入団し、最優秀新人賞を受賞した田中は、今季を最後にポスティングシステムを通じたメジャー進出を狙っている。今季は敗戦なく２４勝（防御率１．２７）をマークし、世界新記録を作った。２１日には千葉ロッテとのファイナルステージ第４戦で９回裏に登板し、１イニングを無失点に抑え、楽天の日本シリーズ行きに貢献した。フリーエージェント（ＦＡ）を控えた李大浩（イ・デホ、３１、オリックス）も「日本で最も難しい対戦投手は田中」と話す。

一方、ドジャースは今季、韓国の“エース”だった柳賢振やヤシエル・プイグなどの選手を積極的に獲得した。コレッティＧＭは「選手を積極的に獲得する方針は変わっていない」と述べ、田中への関心を表した。

２０１１年にテキサス・レンジャーズが日本ハムに５１７０万ドルを支払ってダルビッシュ有を獲得したが、田中はそれ以上の価値があると評価されている。