<南北実務会談>再発防止求める韓国、北朝鮮は速やかな稼働要求
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2013.07.07 11:34
南北は6日、板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側区域の統一閣で南北当局間の実務会談を行い、開城(ケソン)工業団地の正常化について話し合った。双方はこの日午前の全体会議に続き、午後10時30分までに5回にわたる首席代表接触を行い、意見を調整した。しかし「再発防止」を先に議論すべきという韓国側の立場、「工業団地の早急な稼動」を最優先議題にすべきという北朝鮮側の立場が対立し、合意点を見いだせずにいる。特に「再発防止」と関連した文面を合意文に含める問題をめぐり双方の立場は平行線となっており、会談は夜遅くまで続いた。
統一部の徐虎(ソ・ホ)南北協力地区支援団長ら韓国代表団は全体会議での基調発言で、「北朝鮮の一方的措置により韓国企業が被った被害に対し責任ある立場を表明し、再発防止に対する北朝鮮側の明確な保障がなければならない」と要求した。