【社説】「医者は話し方から学べ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.14 15:48
韓国の医者はまさに狭き門を通過してきた秀才たちだ。修学能力成績が上位0.1%以内だ。ソウル大工科の合格ラインが地方大学の医大の次という順序だ。それほど社会的待遇と身分保障が確実だからだろう。医者という呼称に“先生”を付けることも、それほど礼遇するという意味だ。ところで最近は、一部の医者は最高のエリートとして、現代の“ヒポクラテス”としてふさわしい徳と品格を備えているのか疑われている。
医療は“サービス”だ。恵むのではなく患者に奉仕する職能だ。当然、誠心誠意で最善を尽くして診療する姿勢が必要だ。実際に多くの医者はこのような姿勢を教えている。医者のサービスが過去より向上したという評価も多い。しかしまだ一部の医者は患者に不親切で高慢な姿勢で接し、患者の不満を買っているのが現実だ。何より患者の言葉に耳を傾けず、病因や治療過程を詳しく説明しないというのだ。