小麦粉・鶏肉に無関税適用へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.04.09 09:39

政府は加工食品の物価安定のため、早期に小麦粉と鶏肉に対して無関税を適用することにした。また政府は油類税引き下げの実効性を集中的に検討し、ガソリンスタンドに対する精油会社の油供給価格引き下げが実際に小売価格の下落につながるかどうかについての現場点検も強化する方針だ。

任鍾龍（イム・ジョンリョン）企画財政部第１次官は８日、政府果川(クァチョン）庁舎で開かれた物価安定対策会議で、こうした方針を明らかにした。

任次官は「価格が不安定な品目は割当関税の適用を拡大し、加工食品の価格上昇幅を最小限に抑える」と明らかにした。また「鶏肉は季節的な需要増加により一時的な供給支障が生じるおそれがあり、現行、関税率が２０％である鶏肉（５万トン）と産卵用の鶏（１００万羽）に対しても０％の割当関税を適用し、価格の安定を図る」と述べた。