北朝鮮軍が韓国軍西部前線の最前方に位置する愛妓峰（エギボン）灯塔に対する偵察を強化している。愛妓峰灯塔の点灯は２１日、汝矣島（ヨイド）純福音教会の主導で行われる。

北朝鮮は、愛妓峰灯塔の点灯が自国の住民に悪影響を与えるという理由でアレルギー反応を見せてきた。このため北朝鮮が愛妓峰を標的にする可能性があるという指摘も出ている。

実際、北朝鮮の労働新聞は２０日、「大型電光掲示板による心理謀略戦は新たな武装衝突を起こす危険な妄動」と明らかにした。

同紙は「傀儡軍部が西部最前方地帯で‘対北朝鮮心理戦’のための灯塔を点灯するのは、軍事境界線の一帯に設置された大型電光掲示板による反共和国心理謀略戦の開始も遠くないことを示唆している」とし、このように主張した。続いて「南北間に尖鋭な緊張局面が形成されている中で、相手を刺激する挑発騒動は武力衝突と全面戦争の発火点になる可能性がある」と付け加えた。

北朝鮮は最近、非武装地帯（ＤＭＺ）近隣に特殊戦を遂行する軽歩兵第４師団を増設・配置しており、京畿（キョンギ）・江原（カンウォン）東北部山岳地帯に投入する可能性があるという分析も出ている。


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