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村上春樹氏「外国では独創性認定、日本では冷遇」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.25 12:21
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インタビューをほとんど受けないことで有名な日本の作家、村上春樹氏(61)の深層インタビューが季刊「文学トンネ」秋号に掲載された。日本新潮社で発行する季刊「考える人」に掲載された2泊3日間のインタビューを翻訳したもので、およそ148ページ分量だ。新潮社インタビューを要約して紹介する。

彼はこのインタビューで日本で冷遇を受けた経験を打ち明けた。「外国では、Murakamiではない他人には書くことができない世界がここにあるといって作品のオリジナリティーを認められることが多い。ところが日本では好評であれ酷評であれ私が書く小説がオリジナルだと言ってくれたことは私が記憶する限りではほとんどありません」

 
昨年、イスラエルからエルサレム賞を受けることにしたという話が伝えられるや否や、日本国内で起こった非難世論についても言及した。「自分なりに長い時間考えて決断を下したが、それは認めてくれなかった。いわゆる『進歩的メディア』の想像力不在、硬直された姿に特にがっかりした」と述べた。受賞演説では「高くて固い壁とその壁にぶつかって割れる卵があったら、私はいつも卵の側に立つ」とし、イスラエルの軍事行動を批判した。彼は「エルサレム賞受賞演説は当時、自分ができる最大のものだった」と回顧した。

村上氏は日本で冷遇を受けたが、反骨気質のおかげで自ら日本の文壇に背を向けた。彼は自分をベストセラー作家にした「ノルウェーの森」をめぐり「私のラインではない(リアリズム文体の)小説がたくさん売れたのがストレスだった」と打ち明けた。「当時、日本のいわゆる“純文学”は、リアリズムな文体、心理描写が中心でした。極めて単純に言えば、煩わしいことを煩わしく表現するのです。そんな本は読んでもつまらなくて、書きたくありませんでした」

村上氏が「自ら本当に書きたかったもの」とし、自ら満足した最近作「1Q84」は日本でのみ発売2週間で100万部が売れた。「最も重要なのは信頼関係です。私が時間をかけて念入りに、ずるけずに仕事をするということを今まで自分の本を買って読んだ人々は多分分かっているはずで、長時間にわたったそんな信頼の蓄積が力になりました」

「1Q84」3巻が最近、国内でも翻訳された。彼は「『1Q84』1・2巻と3巻は全く違った世界」と言った。「続編だが作品としては『他のもの』です。スターウォーズシリーズで言わば『帝国の逆襲』です」


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