【社説】庶民の足の市内バスが「走る爆弾」だとは…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.11 14:42
日中都心で運行中の市内バスが爆発した。圧縮天然ガスを保存した燃料タンクが破裂したのだ。バスは爆撃でも受けたようにめちゃくちゃになり、17人の乗客が負傷した。運転席後部に座っていた20代女性は両足首を切断した。本当に恐ろしく不気味なこうしたことが、ソウルの真ん中で起きたのだ。
事故車は親環境CNGバスで煤煙がない。オゾンを生成する窒素酸化物や人体に有害な一酸化炭素、炭化水素、微細ほこり排出量も軽油の10分の1水準だ。騒音も少なく、燃料費もあまりかからない。現在、全国に2万余台が運行中で、ソウル市内バスは95.5%がCNGだ。