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イカ釣り漁船「テスン号」、東海で北朝鮮に拿捕される

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.09 08:14
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 8日午前、東海(トンヘ、日本名・日本海)上で船員7人を乗せて操業中だった韓国の漁船1隻が北朝鮮警備艇に拿捕された。

海洋警察庁はこの日午後、「浦項(ポハン)船籍のイカ釣り漁船55テスン号(41トン)が北朝鮮の排他的経済水域(EEZ)と推定される海上で北朝鮮警備艇に拿捕され、調査を受けていることが把握された」と明らかにした。この船には船長のキム・チルイさん(58)をはじめ、韓国人4人、中国人3人の計7人の船員が乗っている。

 
55テスン号は東海の大和堆漁場で操業中、7日午後6時30分ごろ、漁業情報通信局に位置を報告したが、次の位置報告時刻の8日午前5時30分まで連絡がなかった。

浦項(ポハン)漁業情報通信局はこの日午後2時35分、衛星電話を利用し、55テスン号に「いま北朝鮮警備艇に曳航されているのか」と尋ねたところ、テスン号側は「はい」と答え「城津(ソンジン)に行く」と話した後、交信が切れた。

城津は咸鏡北道金策市(ハムギョンブクド・キムチェクシ)にある港。


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