傲慢な中国、韓国の自業自得では?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.29 15:33
中国人が強まる国力に自負心を感じることを責めることはできない。 従って中国人が傲慢になるのは中国人の問題なのかもしれない。 容易でない課題だが、外交も戦略的な対応策を模索すればよい。
記者が今回の取材過程で感じた問題点は私たちの姿勢にあった。 1992年の国交正常化以降、特にこの10余年間、政府は政府で、民間は民間で‘過恭’の儀典をしながら、中国人の傲慢さを助長したのではないかということだ。 中国大使館の行事に招待を受けると、元首相から国会議員、財閥総帥までがそろって出席し、ホテルが満杯になるのは昔からの風景だ。 もちろん程度の差はあるが、韓国は米国や日本などの強大国に対して同じような姿を見せてきた。 米国や日本の韓国に対する外交儀典、価値観が少し違っていただけだ。 歴代政府で外務省は政権交代期に「ダライラマ」の宿題を解決していくべきではないと悩んだが、結局できなかったのも何度も見てきた。 中国が怒るかと思って試みることさえできなかったのだ。