陸軍小将、北朝鮮に野戦教範丸ごと渡す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.10 11:41
北朝鮮に包摂された転職安全企画部工作員パク某容疑者(56、別名黒金星)に軍事機密を漏出した疑いで国軍機務司令部の調査を受けたキム某陸軍所長が9日、結局拘束された。国防部普通軍事裁判所が8日、軍の検察が請求したキム某所長に対する逮捕状を審査してから2日後だ。現役の軍将星が北朝鮮工作員に軍事機密を知らせ拘束されたのは初めてだ。特に全面戦争に備えた「作戦計画5027」の一部内容を説明したものと知られ、衝撃を加えている。現役将星の軍事機密漏洩によって軍の綱紀と保安意識がまな板に上がった。
キム所長は中部戦線で最前方軍団の参謀長という重要な職責を担っていた2005~2007年、北朝鮮工作員パク容疑者に軍事機密を漏らした。軍団参謀長は軍団の生活はもちろん作戦などほとんどすべての分野に関与するポストだ。キム所長とパク容疑者は某士官学校先輩後輩の間で初級将校時代から懇意な仲だった。キム所長はすでに転役したパク容疑者の正体を判断せず、軍事機密を漏らしたのだ。その上にキム所長は軍事機密を漏らしてからも機務司の調査では疑いを最後まで否認したというのだ。