対北工作員「黒金星」、北に軍事機密を渡した疑いで逮捕
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.04 10:44
ソウル中央地検公安1部は3日、韓国の軍事機密を北朝鮮工作員に渡した疑い(国家保安法違反)で「黒金星」パク某容疑者(56)と防衛企業であるL社幹部ソン某容疑者(45)ら2人を拘束した。
パク容疑者は1997年、大統領選挙を控え、いわゆる「北風事件」当時国家安全企画部(現国家情報院)の対北工作員として活動した人物だ。同容疑者はこの事件以後、中国に滞在しながら対北事業をして来たという。検察と国情院によるとパク容疑者は2004年、中国で活動している北朝鮮工作員に包摂された後、2005~2007年、工作金を受け取り、軍で使っている各種作戦教理・野戦教本などを伝達した疑いだ。国情院はパク容疑者が軍の機密事項を手に入れるために接触した軍の関係者を探すことに力を入れている。