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【漢字で見る世の中】阿凡達

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.01.20 07:40
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「阿凡達」(台湾では阿梵達)

世界的な人気を呼んでいる映画「アバター」の中国語表記だ。「アバター」は本来サンスクリット語だ。インドのヒンドゥー哲学で「アバター」は天上から地上に降臨した神の肉体的形態を意味する。

 
「アバター」のように漢字では音を借りて外来語を表記する仮借が発達した。世界的ブランドも中国語では漢字に生まれ変わる。発音がやさしく似ており、意味も良ければ錦上添花だ。BMWの中国名は「宝馬」だ。華麗な車と立派な馬を意味する「香車宝馬」から取った。メルセデスベンツは疾走するという意味の「奔馳」と名付けられた。大型スーパーのカルフールは家の中が和やかになり福が来るという「家楽福」で客を集めた。

韓国製品のすてきな中国語名も多い。焼酎「チョウムチョロム(初めてのように)」は初めて飲んだ時から楽しいという「初飲初楽」、ベーカリーの「トゥレジュール」は楽しみの多い日という「多楽之日」、外食ブランドの「ノルブ」は楽しいおじさんという意味の「楽伯」という名前で13億人の中国人の心をつかんだ。

「アバター」の監督、ジェームズ・キャメロンは昨年北京での記者会見で、映画に出てくる惑星パンドラ(潘多拉)のハレルヤマウンテン(哈利路亞山)のモチーフが、中国の名山の黄山だと明らかにした。中国人はしかし、湖南省張家界の南天一柱がより似ていると主張する。

映画「アバター」が3部作として続くという。キャメロン監督は続編で中国古代神話に出てくる豼貅(ひきゅう)を登場させると述べた。豼貅は龍の頭、馬の体、キリンの足を持つ獅子の姿の伝説上の猛獣だ。四方の財物を食べるとして中国人民銀行のシンボルでもある。

最近オンラインと現実世界の人間関係が乖離する“ダブルエゴ(二重自我)”現象を吐露する人が多い、荘子がチョウの夢を見た後に自分がチョウの夢をみたのか、チョウが自分の夢をみたのかわからなかったという「夢裡蝴蝶」「荘周夢蝶」の故事が伝わる。オンライン上のアバターも自分の分身であることを忘れてはならない。

中国研究所シン・ギョンジン研究員

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