発足100日迎える鳩山政権、相次ぐ悪材料に揺らぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.21 08:05
25日で発足から100日目を迎える日本の鳩山内閣の支持率が初めて40%台を記録した。時事通信が18日に発表した世論調査によると、鳩山内閣を支持すると答えたのは46.8%にとどまった。9月の政権発足直後には歴代3番目となる内閣支持率75%に達していた。3カ月で30ポイント近く落ち込んだことになる。一方鳩山政権の実力者の小沢一郎民主党幹事長はこのほど中国と韓国を相次いで訪問したのに続き、民主党の政権公約(マニフェスト)を大挙留保する政策を提案するなど影響力を拡大しており対照的だ。
◆首相の決断力不足が問題=最近日米間で議論となっている在日米軍普天間基地の移転について鳩山首相の決断力不足が支持率下落の主要因に挙げられている。普天間飛行場移転地域に対する結論を来年に先送りする決定に対し「間違いだ」とする回答は51%と過半数を占めた。「日米関係に悪影響を与えるだろう」という回答も68%に上った。首相が母親から提供された資金を政治資金として使用したことに対する検察の調査が進んでいる点、総選挙での公約の留保、国民新党・社民党との連立内部での摩擦などの問題も悪材料として作用した。