ソウルの地下は「宝物の倉庫」…どうすべきか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.12.07 12:44
韓国芸術総合学校建築科の金奉烈(キム・ボンリョル)教授は「開発は避けられないとしても、共同の遺産である地下の遺跡は徹底的に記録し、重要な部分は保存、展示しなければいけない」とした上で「ソウル中心部の文化財調査を義務付け、調査結果をまとめて時代別に“地下文化財の地図”を完成させる、という長期的な目標を立てるべきだ」と提案した。
韓神(ハンシン)大国史学科の李南珪(イ・ナムギュ)教授は「ソウル市だけでなく全国にわたる問題」という見方を示した。帝国主義・日本が韓半島を占領した後、最も先にしたことが拠点地域の郷校など中世(高麗・朝鮮)都市の破壊だったため、慶州(キョンジュ)、忠州(チュンジュ)、清州(チョンジュ)などの地下には中世の遺跡が埋められているということだ。