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【取材日記】温首相の訪朝が残した苦い「余韻」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.09 08:31
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中国の温家宝首相の訪朝を見守った韓国政府当局者の視線は紛らわしい。

国際社会が一致団結して北朝鮮の資金源を遮断している状況で、2000万ドル(約18億円)の規模ともされる無償の援助を北朝鮮に約束したというからだ。政府は「いつになく(6カ国協議参加国から北朝鮮を除く)5カ国の連携が完璧(かんぺき)だ」と数回強調してきた。しかし温首相の今回の訪朝から、その「5カ国」連携の基盤がどんなものかが如実に分かる。

 
中国はなぜこのように敏感な時期に大規模な援助を提供すると約束したのだろうか。回答は、中国が国家戦略のレベルから北朝鮮という存在をどう受けとめているかに結びつけて考えてみる必要がある。多くの専門家が指摘するように、中国は「勢力の緩衝地帯」として北朝鮮の体制が安定し現状維持するのが自国の国益により有利だと見ている。

そうした観点から考えれば、北朝鮮の挑発行為を猛烈に非難しながらも北朝鮮が危機に処する度支援を惜しまない二重の態度が、説明できる。温首相との血同・連帯を誇示した金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長はこうした点を見抜いて、「5国連携」の亀裂を狙ったとみられる。「誰が何と言っても、中国は北朝鮮の強固なサポーター」というメッセージを対内外にアピールしようとしたのだ。

問題は韓国政府がこれに対し問題を提起することすら不如意な状況だという点だ。中国の援助が明白に国連安保理決議・1874に違反するものではないことから、問題を提起する名分もない。抜本的には、中国こそ北朝鮮に直接の影響力を及ぼすことができ、説得できる存在という点にある。だから「中国の役割論」と「対北援助への遺憾」の間でジレンマに陥るほかない。

もしかすると制裁という処方がもつ限界をあらわにしたものかもしれない。いくら制裁を強めても完璧な封鎖でない以上、北朝鮮に金と物資が流入するすき間ができてしまう。多くの人が北核問題の唯一の解決策は「ムチとニンジン」の適切な配合だと話す。しかし配合をどうすれば最大の効果を発揮できるのか、その黄金比を誰も知らない。

北核問題はいかなる高次方程式よりも解きにくい難題という点を改めて思い知らせたこと、逆説的に温首相の訪朝が残した教訓である。

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