【コラム】偏った対北朝鮮接近法から抜け出すべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.18 16:22
「北朝鮮を制裁するとは戦争をするつもりか?」。金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時代の対北朝鮮政策を象徴する主張だ。 北方限界線(NLL)での奇襲攻撃、核実験など北朝鮮の挑発を懲戒するために韓米や国連が北朝鮮に制裁を加えようとすると、政権の核心から出てくる決まりの言葉だった。
しかしこうした論理を北朝鮮の最近の動きに適用すれば混乱する。 韓米が1年近く北朝鮮を無視して制裁したが、何も起こらなかった。 「戦争」どころか銃声1発も聞こえなかった。 米国が圧力の手綱を締めても北朝鮮は反発どころか、拘束していた米国女性記者を解放する柔軟な措置を取った。