【社説】朝米交渉再開へ…ブッシュ政権の二の舞避けるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.14 09:57
米国が近く北朝鮮との直接対話に乗り出す方針を決めた。オバマ政権で北朝鮮政策を統括するボズワース特別代表が10月ごろ、北朝鮮の平壌(ピョンヤン)を訪問する可能性が高いという。「北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議は永遠に終わった」と言い切る北朝鮮に「6カ国協議に復帰しなければ対話はない」と圧力を加えていた米政府の立場がいったん変わったのだ。
また今月下旬の国連総会や中国の建国60周年となる10月1日を祝う際、高官レベルの朝米接触が行われる可能性もある。韓半島と北東アジアの情勢が新たな転機を迎えていて、注目を集める。米政府は北朝鮮を6カ国協議に戻らせるための対話だと説明している。北核問題の解決に向け、米国が北朝鮮と対話すること自体は避けられないとみられる。