日本がレアメタル確保で官民総力作戦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.09.09 10:51
日本政府と企業が二人三脚で希少金属(レアメタル)の確保のため総力戦を展開していると読売新聞が8日に報道した。レアメタルはリチウム、チタン、コバルト、希土類などを指す。形状記憶合金や液晶パネル、電子、車両鋼板など電子製品や自動車の先端部品を作るのに使われる。これらの金属は産出地域が中国やアフリカなどに集中している。最近は国際需要が急増しており、中国は「独占レアメタル武器化戦略」を取っている。すべてを輸入に依存している日本政府は、これに対応して多角的な外交戦略を展開している。次期政権を担う民主党も政権公約で「レアメタルの安定的な確保に向けた資源大国との交流を強化する」として資源外交強化を約束した。
◆海外資源開発強化=日本はボツワナ、ザンビア、モザンビークのアフリカ3カ国を集中攻略している。日本はこれらの国に政府開発援助(ODA)を提供する代わりに資源探査契約などを相次いで結んできた。