【ニュース分析】クリントン氏、195分間「探索」…朝米関係変化に備えるべき(2)
息子に権力を渡せねばならない金正日(キム・ジョンイル)国防委員長としては、軍部や党の忠誠と支持は必要条件にすぎず、十分条件ではない。
朝米国交正常化を実現し国際社会で正常な一員に位置付けられるのが十分条件のひとつならば、その第一歩は米国との関係改善と言える。朝米関係の主要人物、外務省の姜錫柱(カン・ソクジュ)第1外務次官が会談と夕食会に出席したのは、金-クリントン両氏の会談の狙いが記者釈放以上であったことを示唆する。