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見合い女性に催眠かけてキス…30代男に罰金

2009.08.06 10:01
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心理治療センター職員であるパク某さん(32)は昨年8月、結婚仲介会社の紹介でイ某さん(27、女)に会った。2人は夕食をとり、カラオケに行ってから午後11時ごろ、パクさんのオフィスに移動した。パクさんはイさんとしばらくコンピューターゲームをした後、DVDを見ようと提案した。しかしイさんが家へ帰ると言って起き上がると、自分の得意である催眠をかけることにした。

イさんが断るとパクさんは「催眠をすれば頭がすっきりして雑念が消える」と説得した。イさんが仕方なく椅子に横になると「ブラックホール!あなたはもっと深い催眠に陥るでしょう。私の手があなた体に触れれば、たちまち快感を得るでしょう」と催眠を試みた。

 
その後、パクさんはイさんが催眠にかかったのを見届けてキスをした。しかし実際にはイさんは催眠にはかかっておらず、パクさんの行動をすべて見ていた。イさんはパクさんを強制醜行の疑いで告訴した。

略式起訴されたパクさんは正式裁判を請求し「唇にそっとふれただけでキスしたわけではなかった」と無罪を主張した。しかしソウル中央地方裁判所刑事17単独イ・ジェソク判事はパクさんに罰金300万ウォンを宣告した。

裁判部は「被告人と被害者の食い違った供述、事件当時の情況などを考えた結果、被害者の供述の方がより信憑性があると認められる」と説明した。




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