米国シカゴに住む同胞イ・アンジェラさん(45、女)は、先週ソウル漢陽(ハニャン)大学病院で健康検診を受けた。米国永住権者であるイさんは夏休みを韓国で送るために計画を立てていたとき、この病院の広報プログラムを見て検診を受けることにした。アンジェラさんは「率直に言って米国では高い上、長く待たなければならないので、総合検診を受けにくい。韓国は飛行機代を含んだ旅行費用を出しても費用が安い上、医療水準も高いので満足できる」と話した。
漢陽大病院がこのように米国で患者誘致のための広報活動ができたのは、5月から病院の患者誘致・斡旋行為が許容されたためだ。病院側は規制が解けると5月13日から2週間、ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルなど米国の5大都市を回ってマーケティング活動をした。まず同胞たちを相手に韓国の医療水準を伝え、病院の差別化されたサービスについて説明した。米国より安い医療費用に対するPRも忘れなかった。効果はすぐに現れた。4月まで2、3人水準だった海外患者が5月に40人に増え、6月には58人、7月には77人に増加した。