「3・19雇用対策」は、「失業大乱」を防ぐために政府が出した総力戦だ。企画財政部は各官庁が作れるすべての雇用アイデアの提出を受け対策に盛り込んだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領はこの日に開いた非常経済対策会議で、「雇用創出が政府の最高の政策目標だ」と繰り返し強調した。
状況は悪化の一途をたどっている。統計庁によると2月の失業者は92万4000人だが、単に休んでいる人や就職をあきらめた人など失業者統計には入らない人を含めれば実質失業者は360万人に達する。15歳以上の人口3990万人の10%に迫る。失業大乱は足下に迫っている。