【新型インフル】大阪・兵庫で4000校が休校…旅行・出張キャンセル相次ぐ
18日午後4時、大阪市の真ん中にある堀江中学校。下校時間だが、校門は閉まったままだ。学校の正門には「25日まで休校、その後の休校延長については家庭に連絡します」と書かれた札が掛けられていた。道路にはマスクをした大人の姿しか見られなかった。
関西地方に新型インフルエンザが広がる中、中心地の大阪・兵庫で4043校の教育機関が1週間の休校に入り、中高生の姿が見られなくなった。計140万人余りの生徒が1週間、家で待機することになる。過去に鳥インフルエンザで一部の学校が休校になったことはあるが、広域地方自治体の単位で休校になるのは極めて異例だ。兵庫県は休校措置を小学校にまで拡大することにした。