国内で新型インフルエンザは小康状態が続いている。米アリゾナから入国した62歳の女性が3日に推定患者に分類されて以来10日が過ぎたが、追加で患者は出ていない。国内の感染者は3人のままだ。欧米では感染者が増え続け、中国でも追加で患者が発生し、緊張が高まっている。このため新型肺炎(SARS)・鳥インフルエンザ(AI)当時のように今回も韓国は大きな被害なく通過するのではないかという声も出てきている。
専門家らは韓国国民の政策順応度に注目している。どの国よりも防疫当局の対応指針によく従っている、と分析している。また、新型肺炎をきっかけに先進国に劣らない防疫体系を整えた点、他の国と旅行パターンが違う点などを挙げている。