「新西江学派」を標榜する西江(ソガン)大学経済学部の教授らが、経済危機を克服する9つの提案を出した。「西江学派」とは1970~80年代に政府に参加し高度成長期の成長理論をまとめた西江大学出身の経済学者らを指す。
西江大学西江経済研究所は16日、「経済危機克服のための西江の提案」と銘打った討論会を開催し、成長動力拡充に向けた投資拡大と、自由貿易協定(FTA)締結を通じた新開放政策を提示した。同時に社会的弱者のためのセーフティネットを拡充し、新たな働き口を作れる財政政策をとるべきと主張した。成長と開放の政策を取った上で、社会統合を成し遂げられる対策も必要だというもの。