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<インタビュー> ファリード・ザカリア氏「強い中国が米国に有利」(1)

2008.12.22 17:20
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米大統領選の真っ只中だった今年5月、バラク・オバマ民主党候補が忙しい中でも本を持ち歩いているのが話題になったことがある。 当時オバマ氏が耽読していた本はファリード・ザカリア・ニューズウィーク誌国際版編集長が書いた『アメリカ後の世界(The Post-American World』だった。

 
米国の若いスター国際政治学者、コラムニストとしてオバマ氏の国際情勢認識にインスピレーションを与えているザカリア氏に16日、ニューヨークのニューズウィーク16階のオフィスで会った。

--各種コラムと著書で提示した「新しい巨大戦略」(New Grand Strategy)の要諦は。

「この理論の核心は、私たちが現在、大きな世界的変革を経験しているということだ。 全世界的な権力移動であり、これは数百年に一度しか起こらない現象だ。 過去、西欧と米国が順に権力を掌握した。 しかし今回の変化の特徴は中国・インド・ブラジルなど‘周辺国の浮上’(the rise of the rest)と規定できる。 1950年代は日本、60年代は韓国が急成長したが、現在は他の周辺国が政治・経済・軍事的に浮上している。 これは40-50年にわたるプロセスで、われわれはここに適応する必要がある。 米国も他の国に対応する方法を変えなければならない。 今後もスーパーパワーとして残る米国がこうした新しい世界秩序にどう適応するかが、今後の数十年間で最も重要になるだろう」

--米国は最大の競争国である中国との関係をどう築くべきか。

「これは韓国としても重大な部分だ。 個人的に米中関係は21世紀の最大の問題になると確信している。 この関係が順調なら21世紀は平和な時代になり、うまくいかなければ葛藤と戦争の時代になるだろう。 両国が生産的かつ協調的な関係を維持すれば、当事国はもちろん米国の同盟国にも大きな力になる。 逆に米中関係が良くなければ、不信と軍備競争を招き、墜落の渦に陥ることになる。 こうなれば危機状況を生むことになり、両国はもちろん、アジア隣接国にも良くない影響を及ぼすはずだ。 これはとても深刻な問題だ。 ワシントンの一部の人は『もう一度冷戦をしよう』と簡単に話す人もいる。 しかしこの場合、過去の冷戦時代のようにすべてが閉鎖され、貿易など経済的な機会が激減する」

--それなら米国としては、弱い中国と強い中国のうちどちらが望ましいのか。

「米国は中国に対する影響力に限界があるという点を直視しなければならない。 中国の未来は自ら決定されるしかないということだ。 確実なのは、安定した中国が米国にとってはるかに有利だということだ。 安定した中国とは、経済的な繁栄と同時に自負心を持った状態であることだ。 中国が崩壊した状況を想像してほしい。 もちろん中国の力は弱まるはずだ。 大勢の流民が世界に広がり、国際的な政治葛藤が生じることになる。 さらに中国経済はもちろん、米国に続き、世界経済が崩れる。 安定した中国は強い中国を意味するともいえる。 しかしこれが米国・韓国と世界にとってもプラスになるだろう」

--米中関係が韓半島に及ぼす影響は。

「アジアのどの国より韓国にとっては地域的な安定が切実だ。 地域的な不安定性は各国に経済的危機など悪い影響を与えるが、特に韓半島の場合、北朝鮮の崩壊を招く可能性がある。 これによって北朝鮮が韓国に吸収されれば、韓国の発展は20年ほど支障が生じることになるだろう。 ドイツの場合、国内総生産(GDP)の5%ほどを元東ドイツ地域の開発に使っている。 ドイツ統一から19年目だ。 したがって新たな巨大戦略はどの国より韓国にとって望ましいことだ」


<インタビュー> ファリード・ザカリア氏「日本では韓国のものが人気」(2)

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