金総書記と会談、韓米FTA再交渉…どう動く韓半島(1)
バラク・オバマ氏(上院議員、民主党)の圧勝で終わった米大統領選の結果は、韓半島をめぐる国際社会の情勢にも少なくない変化をもたらすとみられている。8年ぶりの政権交代は、力の優位をもとに、米国的な価値の拡散を求めてきたブッシュ政権の対外政策が退潮し、民主党が伝統的に重視してきた国際連携と多国主義の復活につながる見通しだ。
韓半島と北東アジア政策でも、ブッシュ政権が発足初期に北朝鮮を「悪の枢軸」と定義付け、緊張を醸成したのとは異なり、オバマ氏は北朝鮮と直接交渉するなど積極的な介入政策に転じる可能性が高い。