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【社説】一息ついた通貨危機…これからは国内市場の安定を

2008.10.31 09:19
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韓国銀行が米連邦準備制度理事会(FRB)と通貨スワップ協定を締結したことは本当によいことだ。300億ドルの効果はすぐ市場に現れた。ウォンが上がり株価も急騰した。今回の協定により外貨準備高に対する疑心は消え去り、韓国経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)は国際的に認められた。事実上、国の債務不履行(デフォルト)と通貨危機の悪夢はさっぱりと整理されたことになる。これまでの困難な水面下での交渉を成功させた韓国銀行と企画財政部の労苦に拍手を送りたい。米国も同盟国の苦しみにそっぽを向かなかった。われわれは通貨スワップを通じて韓米同盟の意味を再発見した。

しかしまだ緊張を緩めるときではない。どこからどのような突発変数が飛び出すか分からない薄氷だ。政府は余勢を駆って日本・中国との通貨スワップ限度を拡大することに力を入れるべきだ。チェンマイ・イニシアチブを基にアジア各国が進めている域内共同基金の設立計画も遅滞なく進めなくてはならない。われわれはこの1カ月間に韓国経済が外部からの衝撃にどれだけ弱いのかを実感した。どの国よりも対外取引の割合が高いだけに、しっかりとした安全装置を二重、三重にも設けなければならない。

 
外部リスクが減ったことから政策の優先順位も変えなくてはならない。これからは国内市場の安定的管理が重要だ。ドル相場と国際原材料価格が下がっただけに、物価への負担なく金利を下げられる余裕が生まれた。対外債務の返済に税金を投入する心配はなくなり、財政投資にも余裕ができた。われわれはこうした余力を庶民と中小企業のような社会的弱者を保護するほうに回さなければならないだろう。すでに中国産食品の価格が上がり、家計向け融資にともなう利子も負担を感じる水準だ。今年の冬はいつになく社会的弱者には寒く過酷なことは明らかだ。なにより秩序ある後退の重要性を忘れてはならない。一息ついたと体質改善をおろそかにしてはいつでも経済危機は再発し得る。不動産市場にバブルがあるなら徐々に抜いていくよう誘導しなくてはならない。慢性的な問題である銀行の過度の借り入れと無分別な貸付も時間をかけて確実に手を入れていかなければならないだろう。

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