世界金融専門家たちが韓国の国家格付けを中国やチリなどより良好な水準で評価していることがわかった。

２９日、国際金融センターによると国際金融専門誌であるインスティテューショナル・インベスター（Institutional Investors、機関投資家の専門誌）が、先月末に実施した国家別格付け調査で、韓国は８０．２点（１００点満点）だった。通貨危機で１９９９年５２７点を記録後、着実に上昇して初めて８０点を超えた。この点数はグローバル銀行、ファンド、証券会社の分析家と国家格付け担当者を対象として国家別に金融システムの安全性、債務償還能力、成長率、透明性など１３の分野をアンケート調査して集計したものだ。韓国は評価対象１７７カ国家のうち２７位だった。

ギリシア、中国など１１国家は、これまで専門機関のムーディーズなどが付けた国家格付けは韓国より高いが、今度の調査では低い点数だった。アジア圏では韓国がシンガポール、日本、香港、台湾に続き５位だった。

最近、外信が韓国経済に対して懸念を申し立てているが、国際金融市場の実際の参加者たちは韓国状況を悪くみていないという意味だ。