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<考試院放火殺人>犠牲者の合同葬儀、今日行われる

2008.10.27 09:39
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ソウル論硯洞(ノンヒョンドン)の考試院(コシウォン、司法試験や大学入試の勉強をする人のための簡易宿泊施設)放火殺人事件の犠牲者のための合同葬儀が27日午前9時からソウル医療院で行われる。キム・ヘソン外国人移住労働運動協議会の共同代表は26日、「経済的な理由で葬儀を行えなかった犠牲者に各界の協力により合同葬儀を行うことになった」と明らかにした。

犠牲者6人のうち韓国人同胞3人のイ・ウォルジャ(50、女性)、パク・チョンスク(52、女性)、チョ・ヨンジャ(53、女性)さんと韓国人のミン・テジャ(51、女性)さんの遺族は葬儀費用を準備できず、葬儀を行うことができない状況だ。これらの犠牲者のために合同焼香所が24日にソウル医療院に設けられた。

 
犠牲者の葬儀をとり行うために、支援が続けられている。タクシー運転手により構成されているボランティア団体の「愛の部屋は交通ボランティア隊」は焼香の際に使用する霊柩車とバス4台を支援することにした。焼香場の費用と火葬代などはソウル医療院側で負担する。

ある市民が合同焼香所を訪れ「葬儀を行う際に使ってほしい」と、中国同胞の遺族に75万ウォン(約5万円)ずつ合計約15万円を伝達した。

遺族のための寄付募金運動も行われている。韓国キリスト教教会協議会と韓国キリスト教総連合会は韓国教会ボランティアとともに1億ウォン(約672万円)の基金を作るために募金運動を行っている。

亡くなった中国同胞3人とミン・テジャさんの遺族に1人当たり約2000万ウォンずつ支給する予定だ。負傷した7人と葬儀をすでに終えた韓国人死亡者2人にはそれぞれ300万~500万ウォンの慰労金を伝達する予定にしている。キム代表は「何の補償もないため、遺族が葬儀も行えないと考えていたが、各界からの支援を受けたことで元気を出している」と話している。

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