韓国の金融市場の状況を伝える一部外国メディアの報道に問題があるとの指摘が出されている。事実を歪曲したり、拡大・誇張解釈する報道がとあちこちで目に付く。資料に対する正確な分析もなく意図的に追い立てるような記事もある。あげくに韓国はアジアで金融危機の感染の可能性が最も高い国だという根拠もない表現も登場した。
通貨危機の際も一部外国メディアの歪曲・誇張報道は不安な金融市場をパニックに追い込む起爆剤になった。同様に最近のように金融市場が揺れ動いているときに出てくる誤った外信報道は韓国経済に致命打となりかねない。外国人がこうした報道を通じて韓国経済が危険だとみて財布のひもを締め、投資を打ち切ることもできるためだ。