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<中国メラミン乳>粉ミルクから「乳児に致命性菌」検出

2008.09.24 10:15
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有害物質メラミンの混入で問題となっている中国の大手乳製品メーカー「三鹿集団」(河北省石家荘市)の粉ミルクから、今回は乳幼児に致命的で有害な細菌エンテロバクター・サカザキが検出された。

23日付の中国甘粛省の地元紙・蘭州日報(電子版)は「乳製品のメラミン汚染が発覚した中国の乳製品メーカー、三鹿集団が製造する粉ミルクのブランド“彗幼2段階”から、エンテロバクター・サガザキが検出されたことを甘粛省品質技術監督局が確認した」と報じた。

 
エンテロバクター・サカザキという細菌は腸内細菌の一種で、新生児と乳児に致命的な髄膜(ずいまく)炎、敗血症、発作、壊死性腸炎などを引き起こすと推定されている。ただ発生の頻度は高くなく、健康な成人にはほとんど影響を及ぼさないとされる。

メラミン混入の粉ミルクが摘発された三鹿集団の製品からエンテロバクター・サガサキまで検出されたことにより、中国の乳製品業界と政府のずさんな管理システムが指摘されている。中国の孫政才農業相は23日「原乳の生産段階で、政府による管理は事実上空白の状態にあった」とし、管理が不十分だった点を認めた。続いて「今後すべての牛乳保存倉庫を政府に登録させ、徹底的に監督する」と明言した。

◇当局、五輪を意識して1カ月以上をも隠蔽=中国官営新華社通信は22日「政府が公式に調べたところ、三鹿集団はすでに昨年12月、自社の粉ミルクを飲んだ乳幼児が腎臓結石にかかったという抗議を受けていたが、何の措置も取らなかった」と報じた。

同通信によると、三鹿集団は6カ月後の今年6月になって調査に乗り出し、粉ミルクにメラミンが入っている事実を把握した。三鹿集団は2カ月後の8月2日、本社の所在地の石家庄市当局にこれを報告した。

しかし市当局は1カ月以上が過ぎた今月9日、上部機関の河北省政府と国務院関係省庁にこの事実を報告した。石家市当局がメラミン検出の事実を1カ月以上も隠蔽したのは五輪の開幕(8月8日)を控えていた時点に同事件を公開すれば、中国のイメージダウンが懸念されると判断したためとみられる。こうした過程で5万3000人を上回る乳幼児が腎臓結石などになり、4人が死亡する事態が続いた。

一方、温家宝中国首相は22日、中国の乳製品業界に対し「良心もない」と強く叱責し、「その企業は決して許さない」と宣言した。

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