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韓国に来る外国人観光客、1日1万人…「物は安いがさらにまけてくれる」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.06 16:19
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60~80年代の南大門市場は本当に人々で混み合って足の踏み場もないほどだった。50年近くここで商売をしている海苔売りのおばさんは、昔の話さえ出てくれば「その時は南大門市場にくれば人々の下敷きになって死んでしまうと言われた」と言って調子を上げる。

だが農・水・畜産物を中部市場や汝矣島(ヨイド)水産市場などに、花市場を高速ターミナルとヤンジェ草花共同売場に譲り渡しながら、総合卸売市場としての地位は弱くなり始めた。東大門市場ファッション商店街にカジュアル衣類の主導権が移りながら衣類市場も以前のようではない。婦人服の売り場が抜けた場所に入ったのがアクセサリー売り場だが、外国為替危機の時に為替レートの影響で輸出がうまくいった。だが、それさえも中国アクセサリー市場が発展しながらアクセサリー売り場の商人も商売にならないと心配しているところだ。

 
子供服市場はそれでも状況は悪くない。夜遅くまで子供服を買うために集まる商人たちで明かりがともっている唯一の場所だ。

景気は以前のようではないけれど、この頃の南大門市場は世界各地から集まる観光客らが見る面白味がかなりある。韓流熱風で集まった日本人たちは減ったが、代わりに中国・中東・東南アジアの人々で南大門市場は込み合っている。

昨日はアラブ首長国連邦出身のスルタン夫婦が70代の母親の車椅子を押しながら店を訪ねてきた。黒いビニール袋を10袋は持っているようだった。何を買ったのかと尋ねると。大きくて美しい目にヒジャブをまいたシャムマさん(33)は、袋をいちいち開いて見せてくれて「靴下、高麗人参、化粧品、お茶、カバンを買った。年を取られた店主が親切に接して下さって、母親がリラックスして本当に良い気分になった」と答えた。マレーシアから来たアイシアさん(23)とワニさん(25)は、25ドルのハンドバッグを買いながら「ディスカウント」してほしいとせがんだ。3ドルを割り引いたところ、とても喜んだ。アイドルグループ「EXO」のファンだという彼女たちは、韓流商品を買うのに熱を上げていた。「南大門市場は本当に安くて色々なものをみな売っていていい」として「今回の旅行のハイライト」といってにっこり笑った。

私は早朝の活気に満ちた南大門市場の風景が一番好きだが、夕方に1つ2つとつき始める露天商のあかりも愛している。午後4~5時になると南大門市場には露天商が店を開け始める。酒とおつまみを売る屋台、かまぼこを売る屋台、靴下・ヘアピンといった大して重要ではない物を売るリヤカーが登場する時間だ。周辺の会社員やショッピングでお腹がすいた観光客がここを訪れて韓国の夜を満喫する。夜10時になれば子供服やアクセサリーの商店街へ向かう商人たちを乗せた車が1台2台と現れる。

南大門市場の商店街の公式的な営業時間は午後6時までだ。だが24時間、南大門市場のあかりは消えない。チョン・ヤギョンが「穀物が殺到して車がぶつかり、人々の肩が当たる所」といった南大門市場についての描写は、それから300年余り過ぎた今でも依然として有効だ。

ちょっと心配なのは、若者たちがインターネットや大型マートで物を買って在来市場を訪れないということだ。60~70年代に覇気満々な青年だった商人は、今や老人になってしまい変化を望まない。専門店が発達しながら「猫の角以外はなんでも売る」という南大門市場の長所も減少した。物の値段が安いといっても中国産ほど安くはない。南大門だけで買える質の良い商品、南大門市場だけの魅力があってこそ、人々がより多く訪れるはずなのに。この頃は海外の観光客も南大門市場よりも東大門市場や故宮に多く行くそうだ。

それでも600年の歳月の波風を克服してきた南大門市場の底力はどこへ向かうだろうか。過去600年がそうだったように、600年後も南大門市場は、人々の肩が当たり合うような活気あふれる暮らしの現場ではないだろうか。あ、お客さんがいらっしゃった。「いらっしゃいませ!安くて良い物がたくさんです。おまけも差し上げますよ」。


韓醍に来る外国人観光客、1日1万人…「物は安いがさらにまけてくれる」(1)

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    2014.10.06 16:19
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    ①1920年代の南大門から眺めた市庁方面の風景。(写真=ソウル南大門市場株式会社)②1954年南大門にかかったプラカード。(写真=イム・インシク)③1991年南大門市場で韓国婦人会員らが「質素な秋夕(チュソク、中秋)を過ごす」キャンペーンを行っている。(写真=中央フォト)
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