【時論】北朝鮮の平和攻勢と、朴大統領の「統一大チャンス」論(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.23 15:53
3番目、統一親和的な社会の雰囲気の醸成にも少なからず役立つだろう。過去の分断状態の西ドイツのように統一を前面に出さずに静かに進めることが望ましいという主張もある。しかし韓国社会で統一親和的な社会の雰囲気の醸成努力は、統一を過度に否定的に認識してきた風潮を正常化させて、統一談論をめぐる葛藤をやわらげるための避けられない過程だ。
統一という頂上にのぼるまでの道のりでは、予想できないさまざまな難関に直面することになるだろう。過去、難関に直面すると選択は2つのうちの1つだった。頂上がとても危険で行く道も大変だから、頂上は後で行くことにして、今回は頂上にも劣らぬほどましなここで休もうといった。また別の場合は、頂上も良いが問題が解けるまで登山を中断するといった。