【社説】北朝鮮は離散家族再会受け入れ真実性示せ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.19 13:18
北朝鮮の国防委員会は18日、「重大提案実践の行動を先に示す。南側も肯定的に出るべき」と労働新聞を通じ明らかにした。真実性のある姿勢ならば歓迎するに値する。だが、これに対し韓国政府は依然として慎重な反応だ。インドでの首脳会談を終えた朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日、「北朝鮮の挑発に備え鉄壁の安保態勢を期すように」と外交・安保部門に指示した。
これまでの北朝鮮の姿勢を見れば、提案-拒絶-反論のサイクルの後には攻撃的態度変化が起きたりした。「言葉での挑発」は往々にして「武力挑発」の前兆だった。2010年1月に当時の金泰栄(キム・テヨン)国防部長官が「北朝鮮の核攻撃の兆候があればすぐに打撃する」と述べると、北朝鮮は総参謀部まで乗り出して脅迫した後、3月26日に哨戒艦事件を起こした。延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発も似ていた。哨戒艦事件後に韓国政府が北朝鮮への心理戦再開方針を明らかにすると、総参謀部は「全面的軍事打撃に入るだろう」と明らかにし、11月23日に延坪島に砲弾を浴びせた。