2年間で195倍に…済州で難民申請が急増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.15 17:08
難民申請を理由に済州道(チェジュド)に滞在する外国人が増えている。審査が進行される最長2年間は国内に留まったり就職できたりするという点を悪用した事例も急増している傾向だ。
済州出入国管理事務所は15日「済州地域で難民申請をした件数が今年に入ってから2日までに114人に達する」と明らかにした。2013年はたった1件だった済州地域の難民申請者が2014年に117人、昨年には195人に増えた。
現在まで済州で難民資格を認められた外国人は1人もいない。2010年から今年まで受けつけられた難民申請者428人のうち326人は難民不認定の決定が出された。残りの102人は申請を撤回したか審査が進行中だ。難民不認定の決定に対抗して済州出入国管理事務所長を相手に行政訴訟を提起した事例も相次いでいる。裁判中は国内に滞在できる期間を延長できるという点を悪用する事例も多い。