済州道の最高層複合リゾート、中国建設会社が施工…韓国業界の反応は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.06 09:16
韓国国内の建設市場に中国資本が流れ込んでいる。済州に建設される38階建て「ドリームタワーカジノ複合リゾート」の施工者に中国建設会社が選ばれた。ロッテ観光開発と中国緑地グループは中国建築工程総公司(CSCEC)をこの事業の施工者に選定し、5日午後2時30分(現地時間)に中国上海緑地グループ本社で施工契約を結んだ。CSCECは資産規模171兆ウォン(約17兆円)、年間売上高141兆ウォン(2014年基準)にのぼる世界トップの建設会社だ。
済州市老衡洞(ノヒョンドン)に建設されるドリームタワーは延べ面積30万2777平方メートルと、ソウル汝矣島(ヨイド)63ビルの1.8倍規模。済州で最も高い地上38階(169メートル)建てツインビルとなる。現在、済州道で最も高い済州市のロッテシティホテル(89メートル)の倍だ。ホテル776室、ホテルレジデンス850室のほか、外国人専用カジノと複合ショッピングモールも入る。工事費は7000億ウォンで、来月着工して2019年3月に完工する予定だ。