【旅行】極限の寒さの中に究極のロマン…冬に訪れたい名所(2)仙子嶺
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.29 13:32
仙子嶺(ソンジャリョン、1157メートル)は江原道江陵市(カンウォンド・カンヌンシ)と平昌郡(ピョンチャングン)の境にある。白頭山(ペクトゥサン)から智異山(チリサン)まで大韓民国の貫く白頭大幹の稜線にそびえ立ち、広々とした眺望を備えているうえ山容も険しくないため登山客が多い。天気の良い日には仙子嶺を登って広大な大関嶺(テグァルリョン)の草原をはじめ、白頭大幹の稜線や遠く東海(トンへ、日本名・日本海)まで見渡すことができる。
登山中間地点で立ち寄ることになるセボン展望台は仙子嶺の「雪の花トレッキング」コースの中でも特に好まれる展望ポイントだ。白頭大幹の雪景色はもちろん、雪に覆われた江陵市街地も見下ろすことができる。天気の良い日には東海まで見渡せる。何といっても頂上の風景が圧巻だ。頂上に登れば、なぜ仙子嶺のことを「韓国のアルプス」「白頭大幹の展望台」と呼ぶのか自然に理解できるだろう。南側には発旺山(パルァンサン、1458メートル)、西側には桂芳山(ケバンサン、1577メートル)、西北側でには五台山(オデサン、1563メートル)、北側には黄柄山(ファンビョンサン、1407メートル)が一大パノラマとして広がっている。