鉄道労組スト…朴大統領のロールモデル・サッチャー元首相の対応は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.27 16:30
朴大統領も最近、鉄道労組ストに対して原則を強調している。警察が鉄道労組指導部の逮捕のために労働界の「聖域」といえる全国民主労働組合総連盟(民主労総)本部に公権力を投入しながらも逮捕対象者を一人も検挙できなかった翌日、朴大統領は瞬き一つしなかった。むしろ青瓦台首席秘書官に「いま厳しいという理由で原則なく適当にストをして通過すれば、私たちの経済社会の未来を約束することはできない」と述べた。結果的に亡国につながった120年前の甲午改革の失敗を例に挙げながら、「今度は必ず大韓民国の未来を開く、成功する改革の未来になるように努力してほしい」と訴えた。
このため専門家は「朴大統領が国政運営もサッチャースタイルでしている」と評価している。『サッチャースタイル』の著者・朴枝香(パク・ジヒャン)ソウル大教授(西洋史学)は「サッチャースタイルが正しい。当然サッチャー式で対処しなければいけない」と注文する。しかし「原則を強調することだけでなく、過程もサッチャースタイルを念頭に置く必要がある」という指摘だ。挑戦して行動するのは強くても、接近方式は現実的でなければならないということだ。