北、75日ぶりミサイル挑発…韓国軍は6分後にミサイル発射訓練で対抗
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.29 09:12
北朝鮮が29日午前3時17分ごろ平安南道平城(ピョンソン)付近から東に弾道ミサイルを発射したと、韓国合同参謀本部が明らかにした。ミサイル関連の細部事項については韓米当局が分析中だという。9月15日に中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」を発射して以来およそ2カ月ぶりだ。北朝鮮は29日の発射を含めて今年、計15回・20発のミサイルを発射した。
日本政府は北朝鮮のミサイルが自国の排他的経済水域(EEZ)に落ちたと明らかにした。情報当局者は「北朝鮮がミサイル発射を準備中という状況は数日前から感知されていた。28日は北朝鮮上空の天候が良くなかったため発射を見送り、天候が良くなるとすぐに発射したとみられる」と伝えた。
北朝鮮国営メディアは前日の28日、金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長が平安南道順川(スンチョン)で最近竣工したナマズ工場(養魚場)を視察したと報じた。金正恩委員長は9月以降すべての公開活動を民生に充てているという点を強調したのだ。一種の「声東撃西」(東に声して西を撃つ)というのが情報当局の分析だ。