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<プレミア12>韓国-キューバ強化試合、4つの観戦ポイント

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2015.11.04 14:01
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野球国際大会「プレミア12」の韓国代表が重要な強化試合を行う。

韓国代表は3日に初めて全メンバーそろって練習した。この日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで午後1時から2時間ほど行われ、韓国シリーズで対戦したサムスンと斗山の選手をはじめ、日本シリーズを終えて合流した李大浩(イ・デホ、ソフトバンク)まで全員がグラウンドを踏んだ。韓国代表チームはキューバとの強化試合(スーパーシリーズ、4・5日)でチェックすべきことが多い。

 
◆落ちた実戦感覚

心配されるのは実戦感覚だ。韓国代表の金寅植(キム・インシク)監督は3日の記者会見で、「(ポストシーズンに出場したチームとは違い)その間休んだチームは投手が投げるボールにすぐに対応できない点があった」とし「今回のキューバ戦は(大会を控えて感覚が落ちた)我々に役立つだろう」と述べた。

韓国代表は合流が遅れる選手が多く、強化試合を一度もできなかった。代表チームで練習してきた朴炳鎬(パク・ビョンホ、ネクセン)も「あすとあさっての強化試合では実戦感覚を取り戻すのに焦点を合わせる」と語った。

◆クリーンナップは誰?

中心打線がどう組まれるかに注目が集まっている。4年連続で本塁打王となった朴炳鎬、日本シリーズMVPの李大浩など、正確さとパワーを備えた長打者をどう配置するかが関心事だ。金寅植監督は「金賢洙(キム・ヒョンス、斗山)と李大浩、朴炳鎬が3、4、5番に入るのではないだろうか」とし「李大浩がけがで抜ける場合、金賢洙と朴炳鎬がその次に指名打者に入る可能性がある」とキューバ戦の構想を明らかにした。

しかしベスト9は未知数だ。李容圭(イ・ヨンギュ)、鄭根宇(チョン・グンウ、ともにハンファ)でテーブルセッターを組む可能性が高いが、金寅植監督は「今はまだベスト9を決めていない。明日(4日)になってから最終決定しそうだ」と話した。

◆手を痛めた李大浩

打線の変数は李大浩の「手」の状態だ。3日にメジャーリーグ進出宣言記者会見をした後、代表チームに合流した李大浩は手の痛みを訴えた。この日、李大浩は簡単なトスバッティングの後、キャッチボールをしたが、しばらくして中断した。金寅植監督は「手が痛むようだ」と伝えた。

正確にいうと手のひらの状態がよくない。日本シリーズ第5戦の9回の打席で李大浩は内角のボールを避けた際、右手にボールが当たった。痛みが続いている状況だ。金寅植監督は「手のひらがどういう状態かは正確には分からない」とし「今日(3日)治療をして一日を休めばあさってからはできるのではとトレーナーは話している」と伝えた。

李大浩はスーパーシリーズ第1戦の先発ラインナップから外れる可能性が高い。

◆先鋒は金広鉉

スーパーシリーズ第1戦の先発は金広鉉(キム・グァンヒョン、SK)だ。金広鉉が50球ほど投げて降板すれば、イ・デウン(千葉ロッテ)が救援する。金広鉉は8日に行われる日本とのプレミア12開幕戦の先発が有力視される。

金広鉉は「先月7日のワイルドカード決定戦の後、投球をしていない」とし「1カ月近く休んだので実戦感覚が最も心配だ」と語った。しかしすぐに「全力で投げる」と覚悟を固めた。1日にブルペン投球をした金広鉉はこの日、シャドーピッチングでコンディションを調整した。

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