【社説】韓国外交安保政策の失敗を立証した北朝鮮発SLBMショック
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.27 12:18
北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射成功による無力感が韓国社会を覆っている。日進月歩する北朝鮮の核・ミサイル能力を対策なく眺めている。北朝鮮はわずか4カ月間でSLBMの飛行距離を30キロから500キロに伸ばした。北朝鮮の驚くべきSLBM試験発射成功は、朴槿恵(パク・クネ)政権の外交安保政策に根本的な疑問を提起している。
政府は北朝鮮のSLBM発射直後に国家安保会議(NSC)を開いたが、してもしなくても同じような記録用の会議だった。分析と糾弾だけで、対策はなかった。与野党は北朝鮮のSLBMに全く言及しなかった。セヌリ党最高委員会議で代表も院内代表もSLBMを口にしなかった。共に民主党政策調整会議も同じだった。無力感が深まって無感覚になった姿だ。